1929年ボルドー生まれ。
子供の頃からサーカスや芝居、そして音楽が好きだったマルセルは、ボルドーのコンセルヴァトワールに入学。卒業後は地元の
ステージに立つようになる。
50年にパリへ上京し、あちこちのキャバレを歌い歩いた。その間、作曲家のジャン・ノアンに認められたり、ドーヴィルの
シャンソンコンクールで入賞するなど着実にキャリアを積んでいった。
上京から6年たった56年<アランブラ>に出演、続いて<オランピア>でのピアフのリサイタルに起用されたことをきっかけにボルドールと契約を交わす。
お洒落でユーモアのあるアモンは一躍スターとなり、59年度にはオランピアでのライヴ盤でACCディスク大賞を受賞。
映画やテレビにも多数出演するなどの活躍を見せる。62年には<ボビノ>にて100日間のワンマンショーも行った。
同年来日も果たし、またその後「上を向いて歩こう」の仏語版「星の雨の下で Sous
une pluie d'etoile」もリリースした。
彼の人気は衰えることなく、現在もコンサートを行うなど幅広く活動を行っている。
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