フレッド アディソン

1908年ボルドー生まれ。1930年から第二次世界大戦後にかけて活躍した楽団のリーダー。
薬剤師の父を持ち、幼少時代よりヴァイオリンを習得、ボルドー音楽院卒業。
30年、ビアリッツの<ミラマール・ホテル>にて、彼の敬愛するイギリス軽音楽のジャック・ヒルトンの目にとまる。数年間ビアリッツで活動を続けた後パリへと活躍の場を移す。ピアニスト、ジョセフ・ゲンズブール(セルジュの父)らとともにキャバレー<ファンタジオ>などに出演、またレコードでのヒットも重ねる。
ユーモラスな曲を多く発表し、35年には「消防隊と一緒に」がレコード大賞を受賞。
後のスター、ジョルジュ・ユルメールもギタリストとして楽団に入団していた。
<代表曲>
消防隊と一緒に Avec les Pompiers
警官が笑う時 Quand un Gendarme rit
はしばみの実を摘みながら En Cueillant la Noisette
小さなローカル列車 LePetit Train Départemental
少年水夫 Petit Moussaillon
大目玉を食らう On Va Se Faire Sonner les Cloches