マテ・アルテリ
1927年、パリ生まれ。本名マリ=テレーズ・アルタル。
父親マリオはオペラ歌手、大叔母ジュリエト・ヴェルメーズはソプラノ歌手という音楽一家の出である。
50年に上演されたミュージカル「西部のアニー Annie du Far-West」(アニーよ銃をとれのフランス版)でデビュー。51年にはパテ・マルコニのディレクター
ピエール・イエジェルの秘書となり、ラジオ・リュクサンブールに出演するチャンスを得る。
その後各地のシャンソンコンクールで入賞、またパテから発売された13シリーズ(テーマごとに13曲集めたレコード)も評判となり、その地位を確立する。
彼女の本領である美貌と美声で、テレビやオペレッタに多数出演している。

<代表曲>
あの人に抱かれて Quand il m'embrasse
裸の島 L'ilenue
ハバネラ Habanera
<代表作>
いたずらな春 Coquin de printemps
三つのワルツ Trois valses
オペレッタありき Il etait une fois l'operette